毎年１月１４日に行われる五條市大津町念仏寺の陀々堂鬼走り。鬼が持つ松明で災いを浄化し、新年の幸福を祈る行事は室町時代から続けられ今年で５２３回目を迎える。お堂の前はびっしりと埋め尽くす人、人をぬって僧侶や鬼が入堂する道を空けるべく消防団員が横一列に並ぶ。小松明を持った迎え人は通り道を駆け足で１００ｍほど離れた庫裏に向かう。しばらくすると、法螺貝が吹かれ松明を先導に僧侶、三鬼は境内にやってくる。分け入るように本堂に入ると、ざぁーっと人が波を消すように動き静まりかえる。（H20. 1.14撮影）


【五條市念仏寺陀々堂　「迎えの松明」】

【五條市念仏寺陀々堂　「迎え人の通り道」】

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