香芝市下田の鹿島神社では年頭行事のひとつである「結鎮(けっちん)祭礼」が祭事されます。鎌倉時代の建久7(1196年)から連綿と伝わる「結鎮」は結束を固め神を鎮めるといわれており、同神社に奉仕する宮座の座衆(結鎮座)の伝統行事です。宮座は上十人衆と下上十人衆の祭祀組織で構成されていますが、結鎮祭礼神事は上十人衆で行われます。一行は参道(伊勢参り街道)を古式ゆかしく行列し、鹿島神社の分霊を迎え参ることから始まります。同神社の拝殿で神移し神事を終えると、再びお旅所となっている頭屋宅へ渡御。神霊御幣を持って先頭を行くのが三老、唐櫃を担ぐのは九老と十老と役目が決まっています。結鎮の儀式は元々、法楽寺の行事であったと記録されている仏事行事。勧請によって始まった鹿島座と二座が合体して現在の結鎮座に発展したと考えられています。(H19.01.26撮影)
下田鹿島神社 「宮座衆記念撮影」
下田鹿島神社 「宮座衆記念撮影」
下田鹿島神社 「結鎮衆渡御」
【下田鹿島神社 「結鎮衆渡御」】
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