「乱声(らんじょう)」とよばれるオコナイは寺院における年初の法会で修正会に相当するもので地域の厄除け、安全を祈願する初祈祷行事です。都祁村針の観音寺に地区の人たちが、先を三方に割った藤の木の棒と餅を持って寺に集まります。お餅はカゴの中に入れ、板の前に座り、煮豆、ヒジキをよばれて法会が始まるのを待ちます。僧侶の読経のあと、地区の人たちの名前を読み上げて安全を祈願します。僧侶が「敬って申す。らんじょう」と発すると、堂内の人たちは魔除けを込めて一斉に板を棒で叩きます。(H17.01.12撮影)
針観音寺 「奉納餅」
【針観音寺 「奉納餅」】
針観音寺 「豆ひじき」
【針観音寺 「豆ひじき」】
乱声を拝観するには必ず事前に氏子・檀家衆の総代さんらや同寺住職、春日神社宮司の了解を得てくださるようお願い申し上げます。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送