一年で一番寒くなる大寒の日、月ヶ瀬村月瀬の大神神社で豊作を祈願する御的神事が行なわれます。村は従来「月ヶ瀬」「月瀬」「月ノ瀬」と呼ばれていましたが名張川をせき止めてできた月ヶ瀬(高山)ダムで一変しました。月瀬の御的神事は樹齢数百年を思わせる大木杉の下で氏子たちにより伝統行事が続けられています。弓は桑、矢は蓬が使われていましたが、採れなくなった現在は近年に新調したものを用いてます。桑弧(ソウコ)は蓬矢とも呼ばれるもので、昔し男子が生まれたときにこの弓矢を使い天地四方を射って、将来四方に雄飛することを祝ったことによる神事です。蓬の枝はすくっと直立することから成人の独り立ち、転じて男子が志しを立てる意味があります。桑を用いるのは桑田を表す米耕地となり豊作を祈願するものです。(H17. 1.20撮影)
【月瀬大神神社 「御的拝礼」】
【月瀬大神神社 「御的神事」】
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