宇陀市室生区無山の無山寺で、新年を祝う初祈祷のオコナイが行われます。地区の方々は餅を持ち寄り同寺の本堂に集まり、竹で編んだ鬼的、弓矢、メシ、柳に餅を供えます。世話人のひとりが住職となって般若心経を唱え、地区の安全や豊作を祈願して唱和します。住職は弓矢を手に持ち、鬼的をめがけて矢を射ります。数本を射るとあっという間にオコナイが終わります。そのあと集会所に集まり、昆布の代用品であるアラメの「メイ」と、高く盛り上げた「メシ」をいただきます。柳と矢は同寺の縁側に置いておき、後日に農家の方が取りに来られます。昔は柳に椿の花を添えて、苗代に供える水口祭が行われてましたが、現在はこの風習はなくなっています。(H18. 1. 5撮影)
無山寺 「オコナイ」
【無山寺 「オコナイ」】
無山寺 「鬼的打ち」
【無山寺 「鬼的打ち」】
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