ジャコと酒の直会宴を終えると座席の前に叩き板を並べていきます。やがてご住職の読経が唱えられ、地区の安全を祈願します。その最中からうるし棒を持った若い人らは盛んに板をたたきます。他地区でみられる乱声は住職が「敬って申す。らんじょう」と発っしてから叩くのであるが、ここではバンバンと早々に叩かれる。住職の近くにいる太鼓打ち者には聞こえたのだろう。太鼓が打たれると、一斉に棒で激しく、けたたましく叩く。乱声は二回行われるが、一回目でうるし棒はバラバラの散乱状態。魔よけの音は遠くまで響き渡ります。(H18. 1. 9撮影)
都祁馬場旧福蔵寺 「乱声」
【都祁馬場旧福蔵寺 「乱声」】
都祁馬場旧福蔵寺 「魔除けの跡」
【都祁馬場旧福蔵寺 「魔除けの跡」】
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