祭典を終えると御酒(みき)トーヤや氏子長老が待つ参籠所で直会。その前には区長や村神主の祭典御礼が奉告される。神主や神職は社務所でと別れて直会をする。肴はお下がりのジャコやお菓子に果物など。離れた座敷では寒いからと机を寄せて一緒になった。年預さんは接待に忙しい。直会が終わったあとも「ミトマツリ(の穂)」を配らなければならない。自分たちの地区へ戻って杉原、津越、腰越、牛が峰、奥の五垣内の各戸へそれぞれ配る。それをツバキの咲くゴールデンウイークのころ、田んぼの田植えを終えた「植えぞめ」の際に「ミトマツリ」のお札を畔に挿し、傍らにはフキの葉にキナコを振ってオニギリを入れたフキダワラを置く。稲がよく育つように田んぼを守ってくださいと祈る。各家でツバキを植えていたので飾りの花はツバキばっかりだと一人の年預さんが仰った。最近は苗もJAで買うようになったので田んぼに挿すだけのところが多くなったという(H21. 2.25撮影)
北野天神社 「祭典御礼の奉告」
【北野天神社 「祭典御礼の奉告」】
北野天神社 「ミトマツリのお札へ」
【北野天神社 「ミトマツリのお札へ」】
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