一時間余り熱中していたゲームにも飽きてきた。丁度そのころは昼どき。持参してきた碗に昼の膳が盛られる。アゲ、ゴボウ、シメジ、シイタケ、ニンジンにカシワ肉入りのイロゴハン(炊き込みご飯)の椀。サンカクアゲ、ジャガイモ、センギリキリボシダイコンの煮もの椀。汁椀はトーフとカマボコのすまし汁。昔から献立が決まっている膳だという。大皿盛りにはいろんな種類のおかずがある。エビフライ、カラアゲ、ポテトフライ、チキンナゲットの揚げ物にソーセージと野菜の盛り合わせ。タコの刺身、ホウレンソウのゴマ和え、コンニャクやオタフク豆の甘煮、ポテトサラダなど豪華にヤドの料理が並ぶ。いつも最後に残るのはお豆さんやと口を揃えていう子どもたち。食べ終わると暖かい日差しがこぼれるお外へ出ていった。夜の膳はイロゴハンがカレーライスに替わり、持ち帰るサエラ(サンマ)の開きやデザートが膳にだされる。お母さんが呼びにくる夜9時ごろまで遊ぶ涅槃の日。来年の対象者は二人になるといい、その二人は息子たち。それでも続けていきたいと翌々年のヤドのご婦人は仰った(H21. 3.30撮影)
日笠町 「涅槃の膳」
日笠町 「涅槃の膳
日笠町 「二人では食べ切れない昼の膳」
【日笠町 「二人では食べ切れない昼の膳」
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送