近郷の氏子たちの神輿渡御の行列は同神社から山之辺の道にある大和稚宮神社へ向かいます。行列は鉦鼓(しょうこ)を先頭に、梅幹と小幣、錦旗、竜頭などを持って本社と摂社神輿が進みます。お祭りやお渡りには笛と太鼓がつき物ですが"ちゃんちゃん祭"は太鼓の代わりに鉦鼓が用いられます。鉦鼓は大きな底の平たい鍋の様な形をしたもので、「ちゃんちゃん」という音が鳴ることからこの祭りの名前の由来となっています。
「御旅所」の大和稚宮神社では神饌を供え、中山大字の茅巻御供物を奉納した後に、兵庫大字の少年が竜頭を持って舞う「龍の口」舞いや翁による御田舞が行われます。祭典が行われている間は車座になり弁当を広げて酒を酌み交わします。佐保庄と三味田の両大字だけが丸大根の輪切りに風車を四本立てます。これらを終えると一行は再び長い行列を組んで「大和神社」まで帰って行きます。(H15.4. 1撮影)
大和神社ちゃんちゃん祭「ちゃんちゃんの音」
【ちゃんちゃんの音】
大和神社ちゃんちゃん祭「鉦鼓を先頭に」
【鉦鼓を先頭に】
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