大和郡山市矢田通にある実相寺の本堂外陣に祀ってある大天狗は讃岐のある神社にあったもの。神社の神官が実相寺へ行きたがってる天狗の夢を三晩続けて見た。一方、実相寺の住職も天狗が迎えに来てほしい夢を見ていたことから天狗が寺にやってきた。本堂は狭いので近くの性心寺で預かることになったが、夜になると天狗が同寺に帰りたがるので、やむなく本堂廊下に棚を作って祀ることにしたそうな。鞍馬で修行を積んだ老婦人を中心とする信者衆が、霊験あらたかな天狗(三村坊)の命日に合格祈願、病気平癒を祈願するご開帳が行なわれていたが、老婦人が亡くなった後は参拝者もなく淋しくなっています。(H17.
4.14撮影) |