風薫る季節の五月は子どもが中心となってノガミさんを祀る行事が奈良盆地で見られる。なかでも白いパンツを着た小さな子どもに、年長者が墨汁を身体中に塗りつける橿原市地黄町のススツケ祭りは特異な行事。当屋の門口には三宝に載せた蝋燭とカワラケ盃が置かれている。前年当屋は酒を持って当屋の家を訪問する。玄関口で酒交する所作は引継の儀式。そのころには笹竹を手にしたパンツ姿の子どもらが現れる。代表の子ども2名は門口に置かれた所に一歩前にでる。そして、サイレンの合図とともにトヤの目の前で笹竹を打ち付けカワラケ盃を砕く。さぁー、これからがススツケ祭りのはじまりだと人麿神社に向かって走っていく。(H20.5. 4撮影)
地黄町 「トヤのカワラケ」
【地黄町 「トヤのカワラケ」】
地黄町 「カワラケ砕き」
【地黄町 「カワラケ砕き」】
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