奈良時代に氷室神社が朝廷へ氷を献上していたことにちなんで「献氷祭」が行われています。
元明天皇が都を平城に遷された年に春日山の麓の窟に氷の神三柱を奉祀し、池に吉城川の清流を引き入れて厳寒に結氷させていました。その氷を室に貯蔵し、翌年から平城京に氷を献上したもので、その年の6月1日に献氷祭をおこなったのが始まりといわれています。
衰微の一途を辿っていましたが明治45年に復興されて昭和35年からは5月1日に行われています。現代は製氷・販売業者らが夏の商売繁盛を祈念する祭事としており、夏の天候が業績を左右することから神前には海のタイと里のコイを封じ込めた透き通って見える特別の氷柱を奉納し「暑い夏」の到来を祈ります。
献上祭事の後には
舞殿で舞楽納曾利が奉納されています。(H15.5. 1撮影)
氷室神社 「献氷祭」
【氷室神社 「献氷祭」】
氷室神社 「献氷祭」
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