奈良盆地の農村風景のひとつとして村の外れに小さな社や塚、大きな木がある区画を見かけます。これらはノガミ(野神)サンと呼ばれる農耕守護神を祀っているものです。 大和高田市今里町の東三倉堂の大樹の下では農家組合によるノガミサン(ノモト)が祭事されます。 ご神木は榎(土地ではよのみという)の大樹。ここには早苗を運ぶものを竹で編んだ「モッコ」が奉納されます。このご神木は地元で「一本木」と称され目印になっています。榎の大樹は二本あったが、近年に西側の1本が倒壊してしまったそうです。 ご神体である「杵」は300年前から延々ともち続けられており、何があってもこれだけは守らなければという大切なものです。龍王宮宮司さんのお祓いをうけたあと、大樹の下でご馳走をいただきます。(H15.5. 4撮影) |
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【大和高田 今里農家組合 「ノモト祭事」】 | |
【大和高田 今里農家組合 「神木祭礼」】 | |
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