出来上がったジャジャ馬綱は、拝殿前に今年の恵方の方向に供えて塩とお神酒で清めます。蛇綱作りの直前に同神社神殿や末社神殿の屋根に菖蒲を乗せる旧暦の端午の節句の菖蒲祭。平等坊町の野神祭は本来旧暦の6月の行われていたが戦後間もない頃に5月5日の子どもの日に移行されています。菖蒲を載せたり麦を蛇綱に巻きつけるのはその名残りと考えられ、”ショウブデンボ”と称して菖蒲を地面に叩きつけた風習もあったそうです。子どもたちは神饌に供えられたジャコとお神酒をいただくのですが、やはり美味しく口にするのは断然柏餅です。(H18.5. 5撮影) |