前日に米粉を蒸してたものと餅米で合わせた粽餅は茅の葉で包みイグサで縛る。粽を30分ほど茹でるとできあがり。出士が一本ずつ膳に配っていきます。ほかほかになった粽餅を茅葉包みから取り出して砂糖またはゴマシオを振り掛けていただく。ゴマシオのほうが口に合うなといって、ジャコや焼いたカキモチを肴に酒がすすむヨバレ。実はこの節句祭、今日だけではない。翌日から6月末まで毎日続けられる祭事。地区の氏子らは家で粽を作って、銘々が10本ずつ1束括った粽を同神社に持参する。神主が祈祷して持ってきた粽と供えられていた粽を交換するのである。氏子はいつ来るかは判らないが神主は8時から11時ころまで待ち続ける。神社行事のなかでも神主が一番しんどいといわれる節句祭だ。農家を営む氏子ら。6月は草取りを終えると中休みの日をとり節句祭を迎える。農事は早朝から始まる。9時、12時、15時、夕刻の一休みのときに持ってきた粽をほうばる食事代わりだったという。(H19.6. 5撮影)
南之庄国津神社 「一束十本チマキ」
【南之庄国津神社 「一束十本チマキ」】
南之庄国津神社 「チマキヨバレ」
【南之庄国津神社 「チマキヨバレ」】
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