木屋ノ口の隣町になる幸町。ここでも地蔵盆が行われている。両池地蔵尊と名付けられたお地蔵さん。かって掘りの名残だった北、南池があったが時代の趨勢で埋め立て住宅地になっている。その池の名称から名付けられたと考えられるお地蔵さん。その昔、市内で大火が発生し、火の勢いすさまじく広がったが地蔵さんの前で止まったというありがたいお地蔵さん。戦中には焼夷弾がぼんぼん落ちたけど助かったのはこの地蔵さんのおかげじゃと話す八十歳のご婦人。戦時中にはお米を供出して地蔵さんの前に子どもを寄せて食べさせ寒施行をしたと懐古された。御膳はアズキの赤飯椀、麩の吸い物椀、シイタケ・サツマイモ・コンニャク・ニンジン・クリ・レンコンの炊きもの椀、汁もの椀に今年はブドウの果物椀が置かれる。15時からは春岳院からご住職を迎えて数珠繰り。夕刻19時からは西国三十三ヶ所のご詠歌を受け継がれた町内の人らが集まる。(H20. 8.23撮影)
幸町両池地蔵 「両池地蔵尊」
【幸町両池地蔵 「両池地蔵尊」】
幸町両池地蔵 「御膳」
【幸町両池地蔵 「御膳」】
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