タチハイは右耳に紙片を挟んだ二人が神宝の太刀を左肩に担いで三歩進む。太刀を台に置いて、横に紙片。再び太刀を担いで後ろに下がる。これを五回繰り返す。スモウは素襖の上から「ダラリフンドシ」を着けた二人が、お互いに向き合って肩に手をあてて左に三回跳んで戻る。これを四回繰り返し、最後にお互いが背中を返すような仕草で終える。「ボウシ」と呼ばれる大きめの白い紙片をツノカクシのように頭に巻き着けたスモウ、耳に紙片を挟むタチハイ。このような形式は他所では見られない特徴をもち、意味は未だ判らないという。(H20.10.13撮影) |