月待ち信仰は特定の日に女性が集まる十三夜、十九夜、二十三夜、二十六夜などがあり、忌み籠もり月の出を待って拝む女人の講は多くの地域で営まれてきた。今日は十九の日、奈良市日笠町の婦人会の方々が会所に集まってくる。ねんにょと呼ばれる世話方の年当番さんはお茶の接待にせわしなく動かれて、装飾姿が美しい如意輪観世音菩薩立像に灯明を点けて僧侶を待っている。会所は元々お寺で帝釈寺の称号がある。「堂」に出かけるんやというて集まってきた婦人は20名。山を削ったらお地蔵さんが出てきたので観音さんとともに祀っている。それをきっかけに始まった十九夜講。現住職が到着されると本尊会式の法要が始まる。(H20.11.19撮影)
日笠 旧帝釈寺 「美しい如意輪観世音菩薩」
日笠 旧帝釈寺 「美しい如意輪観世音菩薩」
日笠 旧帝釈寺 「十九夜本尊会式」
日笠 旧帝釈寺 「十九夜本尊会式」
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