舞楽は、飛鳥・白鳳から奈良時代にかけて古代朝鮮や中国大陸から伝えられ、後に日本で作られたものが加わり左舞及び右舞に分けられて我が国において大成されたものです。
左舞は中国や印度支那方面から伝えられたもので、赤色系統の装束を着け、右舞は朝鮮地方や渤海国等から伝えられたもので、緑色を基調とした装束で舞われ、左舞は唐楽、右舞は高麗楽とも呼ばれています。
現在、宮中の楽部にはこの三方楽所(京都、奈良、天王寺)から楽家が奉仕されているが、奈良は春日大社を中心に社団法人南都楽所がこの南都舞楽の伝統を受け継いでいます。
春日の杜で毎年くり返し行なわれているこれらの神事芸能は、特異な存在として国の重要無形民俗文化財に指定されています。 (H14.12.17撮影)
春日若宮おん祭「舞楽」
【舞楽T】
春日若宮おん祭「舞楽」
【舞楽U】
芸能はこれらの後、猿楽、振鉾三節、萬歳楽、延喜楽、蘭陵王、納曽利、散手、貴徳、抜頭等々と夜遅くまで延々と続けられます。
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