「春日若宮おん祭」は春日大社の摂社である若宮神社のお祭りです。平安時代の保延二年(1136年)に関白藤原忠通が五穀豊穣・国家安寧を祈願したのが始まり。途切れることなく続けられて今回で868回目。若宮神出現千年目を記念し、今年に限り、弓馬術礼法小笠原教場による流鏑馬が行われました。約250mの参道特設馬場を疾走し、華麗な作法で的を射抜く瞬間に、参拝客から感嘆の声があがりました。同教場は稚児流鏑馬の指導をしているが、県内で流鏑馬を奉納するのは初めてで、今年のおん祭りの見どころでした。
(H15.12.17撮影) |