奈良市下狭川町の九頭神社で毎年2月17日に行われるおんだ祭は春の大祭の祈年祭とされ稲の豊作を祈願します。拝殿は秋の例祭で翁の舞いが奉納される舞殿。神饌を供える氏子の二人。例年なら三人だが今年は都合で二人となった。先日に刈った松を束にした松苗を奉納されています。苗束は150本。20年前は250本も用意したといいます。おんだ祭は御田植神事ともいい、田の神の降臨を仰いで播種した苗を豊かな作を期する農耕儀礼で古風な所作を伝承しています。雪が舞う日、地区役来賓を招いて始まったおんだ祭は宮司の修祓、祓えの儀、一拝を経て氏子斎員がすべての社殿を開扉。献饌、祈年祭祝詞奏上を終えて農耕所作が始まりました。所作は田長(でんちょう)と呼ばれる田男が行います。舞殿に筵を敷いて田長は初めに鍬を持って田打ち、田起こしの作業。畦塗りを経てエブリで代掻きします。筵は田んぼに見立てています(H21. 2.17撮影)
九頭神社  「奉納苗束に新設牛面」
九頭神社  「奉納苗束に新設牛面」
九頭神社  「田長の代掻き」
【九頭神社  「田長の代掻き」】
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