奈良県内では盆地部の田植えは6月ころで、山間部はそれより一ヶ月前のゴールデンウイークに行われている。奈良市の田原の里辺りではいち早く田植えが始まった。日笠町のNさん夫妻の田んぼでは、毎年この日、田植え初めに豊作を祈る「さぶらき」を行っている。「さぶらき」は早苗開きのことで、先月に氏神さんのおんだ祭で御祈祷された松苗と「御年大神」と墨書されたお札を巻きつけたウルシ棒、家で作った紙垂れ幣を付けたクリの木を田んぼの角に挿して予めに豊作を祈願する行事だ。その傍らには桝の中に入れた煎った玄米を包んだ五つのフキの葉(これをフキダワラと呼ぶ)を供える。今年も豊作になりますようにと祈りを込めて手を合わせる(H21. 4.29撮影)
日笠町 「フキダワラ」
日笠町 「フキダワラ」
日笠町 「豊作の祈り」
【日笠町 「豊作の祈り」】
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