田植えが終わっても農作業は毎日のこと。都祁南之庄で農業を営むMさんは農作業の合間に食べるカシワメシを作っている。カシワメシはホウの葉がなければできない。4月半ばの若葉を摘み取って保存しておく。そのホウの葉は十字に置いて、ジャコを混ぜた温かい御飯を中央にのせる。そこにキナコをまぶす。葉を折りたたんで稲藁で十字に結ぶ。ぶら下げるように注連縄のように紐を編む。これで出来上がり。ホウの葉は御飯の温さで徐々に焦げ茶色に変わっていく。これがでてきたら食べごろだ。ホウの葉の香りが移ったカシワメシはとても美味しい。何個も作って腰にぶら下げて畑に行く。お腹が減ったらこれを食べる。箸はそこらにある樹の枝を削って作ったもので、カシワメシは田原でホウの葉弁当、日笠地区や山添村北野ではホガシワと呼んでいる(H21.5.24撮影)
南之庄 「紐付カシワメシ」
【南之庄 「紐付カシワメシ」】
南之庄 「ホウの葉の香りのカシワメシ」
【南之庄 「ホウの葉の香りのカシワメシ」】
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