暁の時間を迎えるころ、大和郡山市下三橋の佐保川に佇む栴檀樹の下の祠のノガミさんに御供を供えます。お神酒、洗米、塩に御供モチを置いて、灯明に火を点しているのは代々ノガミさんを祀ってきたO家です。農業を営むO氏は先代からノガミサン参りを継いできました。祠の屋根に並べた花の咲かないショウブの葉とヨモギは前日の夕刻に並べておきます。陽が昇るころには五本のチマキを手にした農家の方がやって来て、チマキを供えて手を合わせます。毎年こうしてきたノガミさん参り。10年前は4、5人だったといいます。供えたチマキは若槻町に鎮座する神社付近で刈り取ってきたコモで前日に作ったそうです。チマキは湯で湯がいて食べられるようにします。砂糖と醤油を絡ませた出しに浸けて食べると美味いんやと仰る。(H21.6. 5撮影)
下三橋町 「下三橋のノガミさん」
【下三橋町 「下三橋のノガミさん」】
下三橋町 「チマキ御供参り」
【下三橋町 「チマキ御供参り」】
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送