天理市南六条町北方にあるノガミの一本木にはショウブとヨモギが供えられている。今日は南六条のノガミさんの日であってゴザを敷いて数え十七歳の男の子を祝った。学校終わって帰ってからは子どもも大勢集まってきてかけっこなどをして遊んでいたと仰るが対象となる男児はいない。かっては各家庭でチマキを作っていた。子どものときはチマキはあったけど孫の時代になってからはお店のカシワモチに替わったんやと老婦人は言った。根付きショウブは地区の東にある池付近で採ってきた。ヨモギも昨日に採ってきて水に浸けて今朝早くに供えたと三十八神社を年番で守る一人の頭屋は言った。頭屋はオヤとコの二人が担っており、隔月の一ヶ月交替で祭礼主体が入れ替わる。ショウブとヨモギは神社の本殿や末社、手水鉢、灯籠など数カ所に亘って供えられる。ノガミの日は元服の祝い日とされているが、当分の間は子どもの姿は見られない。(H21.6. 5撮影)
南六条町 「ノガミさんのオソナエ」
【南六条町 「ノガミさんのオソナエ」】
南六条町三十八神社 「氏神ミさんにオソナエ」
【南六条町三十八神社 「氏神ミさんにオソナエ」】
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