力士は老寿になって三年目、二年目の人から選ばれます。ふんどし姿の力士は老寿らに向かって拝礼すると、宮司から大きなサカキの枝を受け取り神事相撲が始まります。宮司が「みあってー みあってー みあってー ほーぉい」の掛け声を発し、御幣を上にあげると同時に力士はサカキを頭上に掲げます。力士は「ホーォイッ ホーォイッ」と叫びながら別々の方向に拝殿の周りを回ります。「ホーォイッ」の掛け声は稲の穂が多いという意味だそうで、宮司の前に来ると再び掛け声がかけられ、これを三度繰り返して回ります。(H18.10. 9撮影) |