當麻寺で14日、約千年の歴史をもつ伝統行事「練供養会式」が行われます。この行事は「練供養会式(ねりくようえしき)」とか「来迎会(らいごうえ)」などの名前で呼ばれており、親しみをこめて 単に「お練り」と呼ばれることもあるようです。奈良時代、右大臣の娘の中将姫が世の無情を感じて寺にこもり、一夜のうちに曼荼羅を織り上げて生きながら成仏したという伝承を再現した行事です。例年は娑婆堂と曼荼羅堂間に掛けられる橋上でおこなわれますが、この日は雨のため曼荼羅堂の回廊を練り歩きました。無情の雨もまた違った趣がありますね。来年は菩薩たちのお面が新しくなるということで古い面でのお練りは今年で最後となりました。
(H15.5.14撮影)
當麻寺 「練供養会式」
【當麻寺 「練供養会式」】
當麻寺 「練供養会式」
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