山間からカッコウやホトトギスの鳴き声が響く日、葛城市染野にある江戸時代初期に建てられた珍しい一本柱の傘堂(県指定有形文化財)で「傘堂祭」が行われます。傘堂は当地の吉弘統家が、大和郡山藩主の本多正勝の没後に君主の菩提を弔うため位牌堂として延宝二年(1674年)に建てたものです。傘堂祭は元気な間に参って下の世話にならんよう楽に往生できるようにと祈願するいわゆる「ぽっくり」信仰です。受付で参拝料を納め、ご朱印を押したサラシ布を身体に巻きつけてお参りします。ご朱印の初回は”離苦生安楽の無病祈願”、2回目に”正念祈願”、3回目”晴朗祈願、4回目”神祇祈願”、最後に”廣済衆厄離”と、5年間続けられると満願成就するといわれています。(H18.5.14撮影)
葛城市染野 「傘堂祭ご朱印」
【葛城市染野 「傘堂祭ご朱印」】
葛城市染野 「傘堂法要御供」
【葛城市染野 「傘堂法要御供」】
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