古来から冬至の日にカボチャナンキンを食べておけば中風にならないといういい伝えがあります。奈良市菩提山町の山間、正暦寺では早朝から冬至カボチャ弁当を作っておもてなし。同寺で毎年22日に行われる冬至祭は護摩壇を設けた護摩堂で、僧侶が不動明王にむかって太鼓を叩き厄除け護摩法要のお経を唱えます。明王の前には108本の塗り箸がカボチャに挿されています。参拝者は祈祷を終えると患部をさすってもらいご加持を受け、祈祷された塗り箸は長寿箸と呼ばれるものでありがたく授かります。 先々代住職が始められた冬至祭は昭和27年から行なわれており、今年で55回年を迎えました。(H19.12.22撮影) |
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【正暦寺 「冬至祭のころ」】 | ||
【正暦寺 「ご加持中風封じ祈祷」】 | ||
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