奈良平野部でのノガミの特徴は子どもと麦藁で作る水の神さんといわれる蛇。初瀬川(大和川)水系に位置する川西町下永の東城(ひがしんじょ)と西城(にしんじょ)で行われるノガミは「キョウ」と称され市の民俗文化財に指定されています。長い青竹に巻き付けるようにした西城の蛇。ウロコ状に巻き付けた蛇の形態は天理市新泉のムカデと似通っている。蛇は東城と同様に眼は陶器の皿で模したジャジャウマと称するが、西城の蛇は昇り龍を模ったもので雄を表し、東城の蛇は屋型に座ることから雌だといいます。雌雄形態という点では田原本町の鍵・今里地区の蛇巻き祭事と共通しています。(H19.6. 3撮影)
川西町下永西城 「オヤトーヤジャジャウマ」
【川西町下永西城 「オヤトーヤジャジャウマ」】
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