「キャハン」は足を保護して歩きやすくする脚絆布。「オシャカノスズメ」とは米を拾う雀。お釈迦さんが行った修業を見習って、その使いとなった子供たちがお米を集めるという説があるそうだ。山道、坂道を巡って集めた米袋がだんだん重たくなってくる。先輩は米袋。年少の子らはお菓子袋を担いでいく。いっぺん担がしてと年少の子。歯をくいしばってもやっぱり持てんわといった。道中は長く、まだ着けへんのとぐずりかける年少者。あともう少しやと先輩はいうけどその本人らも地べた座り込む。2時間ほどかけた上の組みのお米集めは先に公民館に着いた。少し休憩したころ下の組みもやってきた。こっちのほうが多いでというが別に勝ち負けはない。合流すると一組になってオヤの家へ向かって行った。(H21. 2.21撮影) |